一昨日、シダの研究者の方々の付き添い(って言うか勝手について行った?)で、
島最高峰の古見岳(こみだけ)(標高469m)に登ってきました。
9時に集合し、車で登山口へ。
登山口からしばらくは植物観察をしながらゆっくりと歩きます。
山の中は熱帯の植物が生い茂り、鬱蒼としています。
1月に行った南米パタゴニアの山とは大違い。

幾度も沢を渡り、フラットな道を1時間ほど歩いたところで、
「このペースでは頂上まで行っている時間がない」ということになり、
ペースを上げて頂上を目指すグループと、ゆっくり自然観察をするグループとにわかれることになりました。
まだ汗のひとつもかいていなかった私はもちろん頂上行きグループ。
しかし、ここからが大変。
ガイド役のチョウケンさんは島生まれの島育ち。
小さい頃から山の中を駆け回って遊び、大人になってからもイノシシ猟や今回のようなフィールドガイドで頻繁に山に入っている山の達人。
「ペースをあげて」のこの「ペース」が本当に速い!
しかも道はどんどん急な登りになって、ついて行くのに必死。
古見岳はそれほど多くの人が登る山ではないので、
登山道は一応わかるようになってはいますが、
倒木あり、沼地あり、苔のはえた岩がゴロゴロ・・・で決して歩きやすい道ではなく、
足下をよく注意して歩かなくてはいけません。
もはや自然観察の余裕もなし・・・。
急な登りがしばらくつづいた後、一度少し下って谷を越え、ゆるい登り。
最後は大きな岩がゴロゴロしているところを、ロープを使って登ると、突如笹の林が出現。
この笹の林をかきわけかきわけ進むと・・・
出た~!山頂です!
あいにく黄砂が出ていて、景色はぼんやりでしたが、
周りの島々や集落が見渡せました。
そしてやはり山頂で食べるお弁当は格別においしい♪
このために登るようなものです。
少し休んで、さて下山。
帰りもかなりのハイペースで一気に下りたので、予想より早く4時半には登山口に着きました。
お疲れさまでした~♪♪♪
いつも海でばかり遊んでいるので、たまには山もいいですね。
帰ってからのビールが最高においしかったのは言うまでもありません・・・ね。
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